当院では、解剖学の他に病理学上、肉体に現れる内臓症状や病気の分布を学んだ整体師が責任を持って施術を行わせて頂きます。その際に、肉体の痛みは筋肉、骨、神経などの運動系統から起こる症状の他にも内臓の疲弊や病気などからも起こる場合があります。その為、不調の原因として内臓の諸症状や病気などが推測される場合には速やかに医療機関での検査を促しております。下記に当院での実例を挙げさせて頂きますが、これは全て施術前に患者様にお伝えさせて頂いた実例となっており、当院では医療機関への受診の遅延が起こらないように細心の注意を払って業務を行っています。



●左腰部の激痛を訴えて来院された方
 お話しを伺っていた際に、運動系統から起こっている症状とは考えにくかった為に、職場の健康診断などで生殖器もしくは泌尿器に異常はなかったのかをご本人に確認。今年度(2021年)の健康診断で前立腺左部に悪性の癌が見つかっているということで、すでに手術の予約済み。

●右首・肩のこりを訴えてきた女子中学生
 明らかに首の筋肉や肩の筋肉に異常が見られず、頸椎部のリンパに腫れが確認できた為にその場で病院へ行って頂き、念の為肝臓の検査も行って下さいと保護者の方に指示。その後保護者の方からお電話を頂き、肝臓が感染症を起こしていた為にそのまま県立病院へ約14日間入院。

●4年前から腰痛に悩まされている50代女性
 症状を伺い、体を触らせて頂いたり動かしてみた際に、大腸周辺の検査を勧めたが本人から「市の大腸癌検診を4年前から受けているが異常がきたということはないし、整形外科でも検査をしました。」ということでなかなか医療機関の受診をして下さらない様子だった為に、一緒に来院された妹さんにお願いして医療機関を受診して頂きました。元々当院で6軒目の来院ということもあり、どこに行ってもなかなか良くならない為に、治療や施術に対して疑問を持たれている様子でした。妹さんご本人には当院から「あまり思わしくない病気の可能性もあるので念の為心の準備もしておいて下さい。私の思い違いであれば幸いですが。」とお伝え致しましたが、結果は末期の大腸癌で、残念ながら翌年お亡くなりになられました。

●背中の一部に麻酔をされたような感覚がある
 当院へ来られる前日の朝起きたら、背中の一部に歯医者さんで麻酔をされた時のように一点だけ感覚が鈍かったとのことで、当院へ来られた当日は、背中の一点だけだった感覚が左脇腹に少し広がってきているということでした。一般的には帯状疱疹の前兆症状の可能性があるので医療機関の受診を勧めました。結果は帯状疱疹が左肋骨に沿って分布する肋間神経上に現れるところだったということでした。

●盛岡市の内科からのご紹介の70代女性
 いつも薬を処方してもらう為に通っている盛岡市の内科の先生に「左の背中が重苦しい。」とご相談をした際に、「左の背中の筋肉の深い部分が固まっているのかな?」と言われ、「こういう症状だと八幡平市にあるいこいの村の2階の・・・。」と当院をご紹介されたのでと予約なしで来られたのですが、すでにご予約を頂いていた方々がいらっしゃった為に4時間ほど待って頂くことになりますがとお伝えすると、さすがに迷われたようですが待っていますということでしたので症状を拝見させて頂きました。その際首や背部を触らせて頂きましたが「これ、胃の調子は大丈夫ですか?」と伺ったところ「3日ほど前から胃の調子が悪かったので今日はいつもの薬の他に胃薬も頂いてきました。」ということでした。「一応、手技による消化器官へのアプローチはしますが、幸い胃薬も処方して頂いたということでしたので、2日くらい様子を見て頂いて、症状が改善しないとか、逆に悪化したという場合には念の為病院の先生に胃カメラの相談も考えて下さいね。」とお伝えしました。2日目に「おかげさまで良くなりました。ありがとうございました。」とお電話がありました。

●両足がむくむということでご相談に来られた70代女性
 1年前から両脚にむくみが出ているということで、医療機関や治療院、施術所などを含めて当院で8軒目ということでした。この患者様は元々当院に来られていた方が付き添いで来院されましたが、当院にいらっしゃる2日前にも別な整体院へ行ってきたということでした。最初の医療機関での検査では腎臓などに病気などもなく、その医療機関から当院以外の7軒目まではいずれも運動不足によるものでしょうということだったとお話しをされていましたが、当院へ来られた際の動作の状況や、いくつか気になった点をご質問させて頂き、付き添いの方とご本人に、すぐにパーキンソン病の検査を受けて頂くように指示致しました。翌日付き添いの方から朝9時頃にお電話を頂きましたが、結果はやはりパーキンソン病でした。症状が現れていたであろうと予測される1年前から、どこに行っても運動不足と言われてきた患者様でしたが、ご本人も、運動をしたくても体が満足に動かせない状況で、これまで通院していた先生から言われた通り一生懸命体を動かそうとしていたということでした。患者様にとって先生の言葉はとても重要なウェイトを占めるということを今一度、先生方には認識して頂きたいと思います。



 一部を掲載させて頂きましたがこのように、当院での施術が適切ではないと判断した際には、当院での施術は行わずに医療機関での検査を勧める場合がございますのでご理解下さい。