2021年オリンピック開催に思う正直な感想。

最終更新: 9月18日

 こんにちは、山の上の院長です。先日IOCの方から来年度2021年に一時延期とされていたオリンピックを開催するという発表がありました。元々は復興五輪と言われていた2020年度の東京オリンピックですが、2021年度はコロナに屈しないオリンピックだということだそうです。この東京オリンピックに関して、賛否はあるかもしれませんが私個人の本当に正直な気持ちというか思いをお話ししてみようかと思います。もしよければ最後までご覧下さい。




開催に対して賛成か反対か


 元々東京オリンピック開催に関して私自身は「反対派」の意見を持っていました。今現在でもそれ自体に変わりないのが正直なところです。その理由としてはいくつかあるのですが、一番の理由は、元々復興五輪と銘打たれたオリンピックでしたが、実はオリンピック会場の整備にあたり、東日本大震災の被災地の工事業者の方々や建設資材が、被災地よりも東京に優先的に送られてしまい、被災地の復興が全く進まなかったということでした。


 どうしてもローカルの地域の予算よりも、首都圏の予算の方が高値だった為に、そちらを優先せざるを得なかったというお話しが様々な業者さんから聞こえてきた時、復興五輪と名付けられたオリンピック自体に疑問を感じてしまいました。復興五輪と言われていたはずなのに、そのせいで復興事業が妨げられてしまっているということにどうも納得がいかず、もし万が一、そうしている間に被災地に再度自然災害が起こってしまったらどうするのだろう。オリンピックはやらなくても何も起こらないが、自然災害は待ってはくれないのにという気持ちは今でもあります。



歴代開催地の開催後の国勢


 平和の祭典とも言われるオリンピックですが、これまでの歴代の開催国のオリンピック終了後を考えてみた時に、国勢が大きく悪化もしくは破綻しているという国がとても多く、そんなリスクを背負ってまでして開催する意味があるのだろうかという疑問もありました。


 新しく東京都にスタジアムを建設し、周囲の整備も含めると膨大な予算が投入されたと思いますが、その分の埋め合わせがオリンピック期間中にも開催後の売却で補えるのだろうかという疑問もあります。これについては毎回のように経済効果がどうこうというお話しになりますが、目に見えて経済効果を体感できないことの方が多いと思います。


 実際に、オリンピック開催までにかかると見込まれている予算として数兆円という途方もない金額が動いていると言われています。実際にロンドンオリンピックを例に挙げると、開催までに費やした予算は約400憶ドル(約3兆円超)で、コンパクト五輪と言われた今回の東京オリンピックも同程度の予算だと推測されています。また複数の専門家の研究において、オリンピック開催による経済効果はほとんど見込めず、現に今の日本の累積債務は過去の東京オリンピックの負債の埋め合わせからはじまっているという指摘も実際にあります。


 スペインなどではオリンピックを「飢えの競技会」という方々も多数おられるようで、オリンピックに対してのイメージがあまり良くないことも事実として認めなければならない現実だと思います。





2021年度開催はさらなる追い打ち


 2020年の今年、年明け早々から新型コロナウィルスの猛威に世界中が今も尚苦しめられています。その新型コロナウィルスのおかげで世界中の経済は衰退し、日本も例外ではなく、経済困難な状況となっている事業主が今も数多くおられ、各行政区や国が様々な補填や補助金を捻出していますが、これも中々追いつかない状況下にあります。


 ここまで国の予算を費やして財政が圧迫されていることにプラスして、さらに来年度オリンピックを開催するとなると、圧迫した財政にさらなる追い打ちをかけてしまう行為になるのではないかと私は思います。


 そこまで無理をしてどうしても開催しなければならない理由がなにかあるのだろうかと疑問に疑問が重なってしまします。



現実問題として


 今現在の現実を見た時に、海外の国々はいまだ一日当たりの感染者数が日本とはけた違いに増えている現状があります。その中で外出が規制されている国もあり、もちろん海外への渡航はできない状況で、はたして選手は満足な練習ができているのだろうか、満足な練習はおろか、練習することすらままならない状況なのではないかと考えられます。そんな状況で2021年のオリンピック開催まで約300日余りしかないのに、フェアな戦いと言えるのだろうかという思いもあります。


 それを目指して頑張ってきた選手の方々にはとても言いにくいことなのですが、私は来年度の開催も取りやめるべきだと思っています。来年度の今頃に、今回の事態がおさまっているかどうか確実性もなく、ワクチンに関しても治験や臨床を重ねたとしても100%ではないので、思いもよらない副作用が数年後に現れる可能性も残されている中で、様々な危険をおかしてまでやることではないと思います。



何をやるにも健康だからこそできること


 例えば人間が生きている中で生活をする為の糧として仕事をしたり、釣りやアウトドア、ゲームやショッピングなどの趣味や楽しみが行えるのは心身ともに健康であるからこそできることです。少しでも健康を害する可能性が残されている以上、そのリスクに背中を合わせてまでやるべきことではないのではない気がします。「いやいや、それは大袈裟な話しでしょ。」と思うかもしれませんが、物事に絶対はありません。私は常日頃、患者様に接している時にいつも最悪の状況を想定しながら仕事をしています。そうでなければ不測の事態に対応できないからです。


 実際に来年度になった時に、開催を断念するという発表が出る可能性も充分に考えられますが、今後の情報を興味深く見て行きたいと思います。

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