背部痛に悩まれている方へ。背中の不調が現れる原因の可能性とは?

最終更新: 9月18日

 背中に不調が起こる原因としては、内臓の不調や疲弊、病気などでも現れることがあります。また、筋肉、筋膜の外傷などでも起こります。その為、何から起こっている症状なのかを特定しないことには明確な改善方法がわからなくなってしまいます。背部に現れる不調や違和感の特徴的な部分と、内臓なのか筋系から起こっているのかをご自分でも簡易的に特定する方法などを説明して行きたいと思います。その上で医療機関の何科から受診するべきなのか、その順番はなど、色々な部分に触れてみたいと思いますので参考にしてみて下さい。




背中は内臓の不調の写し鏡


 背中の脊椎(背骨)を中心に考えた時、筋肉的な症状とは明らかに違う反応が出ている場合があります。内臓の疲弊や不調、病気は、首の骨の下にある胸椎(きょうつい)と言われる肋骨を構成している12個の脊椎骨と、腰椎(ようつい)と呼ばれる5つの腰の脊椎骨、それと骨盤部を構成する骨の内の仙骨(せんこつ)と呼ばれる真ん中の部分に現れます。


 触診に長けていたり、経験を多く積んでいる先生であれば、医師でも治療家でも施術家でも、ある程度推測することが可能となります。


 例えば腰痛が起こっているという場合、腰の骨や筋肉、神経の問題の他にも腸内環境(癌、痔ろう、便秘、下痢など)の悪化や問題でも現れることがあり、女性であれば子宮や卵巣、卵管、男性であれば前立腺や睾丸、副睾丸などの生殖器の不具合、膀胱や尿管(尿管結石など)などの泌尿器の不具合、腎臓の不具合などでも起こることがあります。腰痛ひとつを例にとってみてもざっとこれくらいの可能性が浮かび上がります。もちろんこれは一部だけであり、細かくみて行くとこれだけではありません。


 このように、腰痛はギックリ腰に代表される筋、筋膜の問題、椎間板ヘルニアに代表される椎間板と脊椎神経の問題以外にも様々な原因が隠れている可能性があります。これが腰痛だけに限らず、背中全面に同じように起こることが意外と少なくはありません。



筋・筋膜、神経などの運動系統


 運動系統から起こる背中の痛みの場合、軟部組織の損傷や骨折が絡んでいなければ、黙って休んでいて痛みが現れるということはあまり多くはありません。痛みが出ている患部を下に向けて寝たりすると、痛みや不調が現れることがありますが、基本的には動作時に起こる痛みの現れ方になります。


 外傷(ケガ)をした場合で考えた時に、捻挫を例に考えてみると、受傷時(ケガをした当初)は炎症や皮下出血が起こっているなどの状況の為に、患部が心臓よりも下に位置していると、その患部に血液の流れる血流量が増加してしまう為に「ズキンズキン」という痛みが現れやすくなりますが、時間の経過とともに軽減して行きます。ただし、その後は痛みが現れやすい角度というものが存在し、基本的にはケガをした瞬間と同じ角度や方向に動かした時に一番痛みが増しやすい傾向があります。





内臓から起こる肉体の違和感や痛み


 筋肉などの症状から起こる場合とは異なり、横になって休んでいる時や寝ている時でも常時痛みが現れたり、体勢や姿勢に関わらず定期的に痛みが襲ってくることがあります。その他に、肉体の痛みや違和感の他に、腹部の痛みや違和感が併発している場合なども挙げられます。


 胃や腸の不調から起こっている場合には、腹痛や消化不良などの症状が同時に起こることがある為に、症状が出ていれば比較的わかりやすいのですが、肝臓のように「沈黙の臓器」と言われている内臓に原因がある場合、明確な痛みや違和感が現れることが少なく、逆に明確な症状が現れている場合は重症化している可能性があります。肝臓の場合は肩甲骨のやや上側の中央から右寄りに分布しやすく、首の脇にあるリンパに腫れが起こっていたり朝起きた時に疲労感が抜けていない、原因不明の蕁麻疹が続く、貧血性のめまいや立ち眩みの症状が出ている、熱も伴っているなどがひとつの目安となると思います。



もし内臓に原因がある背部の症状だった場合


 内臓に原因がある背部の痛みや違和感だった場合、例えばレントゲンやMRIなどで特に異常なしとか、骨には特に異常がないと診断され、痛み止めなどの複数の薬などの処方で様子を見るとなった時、逆に薬剤を服用することで内臓にかかる負担が考えられます。そうなってしまうと症状が軽減するよりもやや悪化傾向へと向かってしまうことが考えられる為に、今回の記事をご覧になられた上で、少しでも気になることがあったり、もあしかすると気のせいかな?と思う場合でも速やかに検査を受けて頂く方が良いと思いますので、ぜひご参考になさって下さい。

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