病院で実際に診断を受けた患者様。背部の症状は、痛み、圧迫感などの自覚症状の現れ方で考え方が変わってくる!簡単に考えないように! #背部痛 #圧迫感 #内臓不調 #内臓疲弊 #消化器

最終更新: 1月6日

 こんにちは、山の上の院長こと佐々木です。今年の3月頃、ある患者様が午後2時に当院を訪ねてこられました。その患者様はご予約を頂いていたわけではなかった為に、空いている時間をお伝えして午後4時までお待ち頂けるか確認をさせて頂きました。2時間ほどお待ち頂けるということでしたので、午後4時から状況確認をさせて頂くことと致しました。人間の体の痛みや不調は様々な部位に起こりますが、主な原因として考えられることは、筋肉、筋膜、靭帯などに代表される軟部組織の炎症や損傷、骨の問題、内臓に起因して起こっている症状などが挙げられますが、この背中の痛みや圧迫感には内臓の症状が絡んでいることも意外と多く見られます。今回の健康ブログはその辺をテーマに書いてみたいと思います。




痛みなのか圧迫感なのかも重要


 人間の背中は「内臓の不調を映し出す鏡」とまで言われるほど内臓不調や、病院での検査に現れる前の段階での前兆症状が現れる部位でもあります。その為、背中の不調に関しては特に慎重に確認する必要があると言えます。  例えば、患者様が感じている自覚症状としては「痛みなのか苦しいような感じなのか」ということや、体を動かした時にだけ症状が出るのか、だまって座ったり横になったりしていても不調が出ているのかなどを確認して、患者様の背中を触診で探ります。

 背中に出ている反応が、筋肉的な反応として出ている場合と、内臓の不調のサインや、これから内臓の調子が悪くなりますよというような前兆症状のサインとは、同じ背中でも反応が出る部位と出方が違ってきます。もし内臓の不調のサインとして現れている場合、その内臓の臓器に対応する体の他の部位も確認して、患者様にもお話しをしながら確認をしてゆき、総合的に判断します。

 このお話しをするといつもと言って良いほど、治療家や施術家の先生方からは「そんなの稀なことでしょ?」と言われますが、そのように考えているのであれば治療家や施術家は向いていないと思いますので、辞められた方が患者様の為だと思います。  整形外科や他の治療院や施術院で改善しなかったという患者様を診させて頂いていると、肉体の原因に起因する症状と内臓に起因する症状との割合はおそらく半々くらいです。半々ということはどういうことかわかりますか?2人に1人ということです。その事実をきちんと受け止められなければ、最終的には患者様に迷惑がかかることになります。このことを様々な先生方ももちろんですが、患者様もよく覚えておくことが症状の改善や、万が一命を脅かすような症状の「早期発見」につながります。



定期的に検診をしているから大丈夫は間違い!?


 様々な地域では定期的にがん検診などを行ってくれておりますが、数年間この検診を受けて異常なしという結果だったにも関わらず末期がんによる腰痛や背中の痛みで来られた患者様も数名おられました。これは紛れもない事実ですが、それならば検診なんて意味がないのではないかと思うかもしれませんが、そうではなく、これは検査に携わっていらっしゃる方が病気を見落としたということではなく、あくまでも検診の内容は体の不調の一部のみを調べているということになるので、その検査で見つからない病気もあるのは仕方のないことなのです。

 例えば各市町村で行っている検診では異常がないという結果だったとしても、体の調子が改善されないというように悩まれているのであれば、人間ドックや総合病院にてご相談をして精密検査などを受けられることも症状の発見につながるひとつの手段だと思いますので、色々な治療や施術を繰り返してもなかなか症状の改善が見られないという方はぜひ積極的に人間ドックなどを受けて頂くことをお勧め致します。  ご自身の体を守るという意味で考えた時、誰かが守ってくれるという考え方から、自分の身体は自分で守るという考え方へと変えてゆく必要が今現在の世の中には必要なことなのだと思います。





内科医からご紹介された患者様の実際の施術と見解


 この患者様は、当院に来られた日の午前中に、いつも行っている内科へ行き、定期的にもらっている薬をもらう為に診察を受けに行って来たということでした。その時に、背中が重いというか痛いような苦しいような感じがあり、その内科の先生に相談をして検査をして頂いたというお話しでした。  その際の検査結果は特に異状なしということだったそうですが、おそらくは背中の深い部分の筋肉がこっているのではないでしょうかというお話しで、このような症状であれば八幡平市のいこいの村の2階の先生であれば・・・というようなお話しをされたので来ましたということでした。ちなみにどこの病院だったのか伺いましたが、面識のない先生でしたが、せっかくご紹介頂いたのと、患者様の症状のこともありましたので診させて頂きました。

 患者様の詳しいお話しを伺ってから体を確認させて頂きましたが、確認させて頂いて数秒で疑問に思うことがありました。背中の、ある部分だけにピンポイントで症状が出ていた為に、首やふくらはぎなども確認させて頂きましたが、ここ1週間以内に胃の不調が出ていないかを確認させてもらいました。すると患者様から、午前中薬をもらいに行った病院の先生に、胃が痛いのでということで今日は胃薬も頂いてきましたということでした。その胃の不調が出始めた詳しい時期を伺いましたが、背中の症状もそのあたりからではなかったのかどうかを聞きましたが、胃の不調と背中の不調の出始めの時期がほぼ合致しておりました。

 当院でも様々な手法を用いて胃に対してアプローチをしますが、内科の先生にも胃薬を頂いてこられたようでしたので、2日くらい様子をみても症状の改善が見込めなかった場合には、胃カメラも考えてみて下さいとお伝え致しました。



なぜ今回のような症状が出始めたのか?


 今回の胃の不調が現れ始めたあたりに、何か思い当たるようなことはなかったのかを患者様に伺いました。患者様からは特に飲食物で思い当たるものはないということと、飲酒もされないということでした。ストレス性の状況に関して伺ったところ、ちょうど胃の不調が現れたのが夜だったそうで、その日の日中にお知り合いの方が電話で相談を持ち掛けてこられたということでした。  昔から人の悩み事の相談に乗ったは良いが、他の方の悩みを自分のことのように思い詰めてしまう癖があるとご自身でお話しされておりました。おそらくはその過度のストレスで起こっている症状だと思いますということをお伝えしましたが、昔から相談を受けた日の夜、胃の不調が出ることがとても多く、その日の睡眠時に嫌な夢を見てしまうということで、しかもその夢が毎回決まって同じ夢だということでした。夢の内容までは伺いませんでしたが。

 それであれば、なるべくこのような状況に陥らないようにしてゆく為には、どんなことに気を付ければ良いのかというお話しになりますが、どうしても悩みやすい性格である以上、その性格までを変えてしまうということはとても容易なことではありません。その為、現在の生活環境の中で、少しの変化をつける為に、身近なところで手軽にできることから変えて頂くようにお話しをさせて頂きました。もちろん実際のお話しは詳しく現状を確認して、その中で変えて行けそうな部分をお話し致しました。



小さな環境変化が大きな心境の変化をもたらす


 ストレス性の症状を強く受けてしまう方に、意識して何かをしてもらおうとすると、それ自体が「こうするって決めたんだから毎日やらなきゃ。」というストレスとして蓄積されてしまいます。その為、意識をさせてということではなく、自然とできることを患者様の今現在おかれている生活の状況の中から探し出してアドバイスをしてゆかなければなりません。ストレスはどんなことからも受けてしまう可能性があります。例えば、体の健康に気を使って、大嫌いなものを我慢して食べようと努力をする。これもストレスになります。もちろん不摂生すぎるのも困りますが。元々食文化は、努力して行うことではありません。生きる為に自然と行っているということと、食の喜びを味わう為に人間が行う行為です。それを意識させてという段階でストレスが生じてしまいます。その中身を全て「何かの為に変えて行く」というとではなく、その中に何かひとつの小さな変化を取り入れるということが大切だと思います。なんでもそうですが、結果を急ぐがあまり、過度に行おうとしてしまいますが、「何事も徐々に毎日コツコツと」ということの積み重ねが明日の自分自身を変えてくれるはずです。

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佐々木長生整体院

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