新型コロナウィルス対策が思わぬ別症状を招く可能性

最終更新: 9月18日

 今年はとにかく新型コロナウィルスの話題が尽きない年というか、コロナウィルスによって様々な影響を受けた年度だと思います。しかもそれが日本だけでなく、世界中にとって大きな影響をもたらしてしまいました。おそらく今までは日常生活の中で、これほどマスクや消毒剤が身近になったことはなかったのではないでしょうか。生活をガラリと変えてしまうほどの影響力を持っている新型コロナウィルスですが、その対策が思わぬ症状を招いてしまう可能性がありますので、今回はその辺のお話しをさせて頂きたいと思います。




マスクの着用による熱中症と脱水症状


 感染症対策として考えた時、マスクの繊維の隙間はウィルスにとっては大きな穴と同様であり、感染症防止に対してはそれほど大きな効力を持たないマスクの着用ですが、飛沫の防止にはなります。そのマスクの着用によって考えられる別症状としてはまず、この夏の時期は熱中症と脱水症状が挙げられると思います。


 本来人間の顔から上に関しては、温めるということはあまり良くないこととされていますが、夏の時期のマスクは口元周辺からおでこまでの体温を上昇させてしまう可能性があり、さらにマスクの中では二酸化炭素や湿度が多くなる傾向にあり、体の水分の不足を察知するセンサーの感度が鈍くなってしまい、水分を摂取することを忘れがちになってしまいます。


 この熱中症と脱水症状の代表的な症状としては頭痛、吐き気、めまいなどに加えて、水分を摂取することを体が拒否するようになってしまったり、発熱、倦怠感が起こり、筋肉の硬直が始まるようになります。この症状は新型コロナウィルスの感染によって起こる症状と一部似かよっている部分があり、コロナウィルスの感染と勘違いしてしまう方もいるようでした。



マスクの着用を必要最低限とし上手な水分補給を


 マスクの着用は大切なことだと思いますが、それによって命を脅かす可能性のある別な症状になってしまっては元も子もないので、まずはマスクの着用を必要最低限とするように、外せる環境下においてはマスクを外すことが大切です。


 水分補給に関しては一度の摂取量を多くするのではなく、少量で良いので回数を多くすることが大切です。また、カフェインの入っている緑茶やコーヒーなどでも水分補給にはなりますが、カフェインは利尿作用もあるので、そればかりに頼ってしまうと水分を飲みながら脱水症状になってしまう可能性もありますので、一日の中で飲む飲料の種類をうまくコントロールすることも大切です。


 忘れてはいけないこととして、きちんとした体内の水分管理は、何よりも感染症の予防にもつながってくるということです。水分管理が上手にできていることで、体内にウィルスが侵入しにくくなりますので、日々の水分管理をきちんとすることと、一日の水分量の3分の1から半分くらいは食事から補われているということをきちんと理解した上で、栄養バランスを考えた一日の食生活にも気を配ることで、免疫力を正常化し、より感染症対策になります。その上で補助的に行うのがマスクや手洗い、うがいだということをきちんと理解しましょう。





体を冷却する為のひとつの方法


 発熱が起こり、冷却をしようとする際によく行われるのが、首筋や腋窩部(脇の下)、大腿部内側(太ももの内側)などを冷やすという行動です。これは、皮膚の敏感な部分(くすぐったい部分)は表皮(皮膚表面)から考えて動脈が浅い位置にあり、血液を冷却して体中に送るという意味合いがあります。


 可能な場合にはこれにプラスして、手指と足指の冷却も行ってみて下さい。元々手足の先である抹消部位は、体内の熱を放出する為の役割、いわゆる車でいうラジエターのような冷却装置の役割も担っています。その為、冷え性などがある方は手足が冷えやすい状態となります。その部分を冷却することで体内にこもった余分な熱を体外へと放出しやすくなります。


 注意点としては、保冷剤などで手足を冷却してしまうと思わぬ凍傷などの危険性もありますので、冷たい水などをためて、その中に手足を浸すようにして行うようにしましょう。



重なるシーズン


 現在は新型コロナウィルスの蔓延と夏場の高温期、さらに今後はインフルエンザや消化器系ウィルスの感染症などが流行するシーズンと新型コロナウィルス感染症とが重なって起こることが予想されています。第一波が過ぎ、現在の第二波が終息するまえにおそらくは感染症の重複時期が訪れると思いますが、色々な情報に惑わされて冷静な判断ができない状態というのが本来一番怖いことだと思います。最近ではメディアの発達による様々な情報によって人間は操作されています。それが嘘や根拠のない情報に対しても流されてしまっている現状です。きちんとした知識を持つことが感染症予防や病気の予防には必要不可欠だということを考えて行動してみるのも良いのではないでしょうか。

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