手洗い・うがい。コロナ対策に対して個人的に心配事も・・・。

最終更新: 9月28日

 こんにちは、山の上の院長です。まだまだ新型コロナウィルスの終息が見込めない今日ですが、日常生活の中に手洗い、うがい、マスクという生活環境がだいぶ浸透したのではないかと思います。これに関してはとても良いことだとは思いますが、どうしても個人的に心配なことがあるので、今回の施術日誌はその辺を書いてみたいと思います。これは皆さんどなたにも同様のことが言えると思いますので、もし良ければぜひ読んでみて下さい。




今では定着したコロナウィルス対策


 今年は年明けすぐの辺りから、新型コロナウィルスの猛威に世界中が苦しまされ、今現在も尚、毎日のように日々の感染者数がテレビのメディアでも伝えられています。メディアの発表を見ているといつも思うのが、なぜ感染者数だけをメインで伝えているのだろうか、なぜ回復した方の人数は伝えないのだろうかと疑問に思うこともあります。


 その他にも毎日のように伝えられることが手洗い、うがい、マスクの着用とソーシャルディスタンスと言葉ですが、この感染症対策の行動が今ではすっかり日常的に身についてきたのではないでしょうか。これはとても良いことだとは思いますが、それについて私個人としてはひとつの心配事もあります。



やりすぎに対して


 今日ご予約でいらした患者様と、たまたまその話しになったのですが、確かに手洗い、うがいは良いことだとは思いますが、やりすぎた場合に悪影響というか、体に元から備わっている機能の低下を招いてしまう可能性もあるのではないかと思っています。


 今日の昼の休憩時間にインターネットのニュースを見ていた時、たまたま同じことに関して警鐘を鳴らしている医師の方の記事が掲載されていましたが、元々人間の体には様々な外的刺激や感染から体を守る為のバリアのような機能があります。また、体を守る為に必要な菌類も体内に多数存在していますが、例えば手洗いの時の洗剤やその後のアルコール消毒をあまりにもやりすぎた為に、皮膚の角質を荒れさせたり、細菌類を死滅させてしまっている恐れがあります。さらにうがい薬でこまめにやりすぎることで、のどの粘膜にある繊毛(せんもう)や粘膜、粘膜に存在している細菌類も同様に死滅させたり環境を悪化させてしまっている危険性も充分に考えられます。



免疫や免疫力とは?


良く耳にする言葉で「免疫」とか「免疫力」というものがあると思います。ではこの免疫と言われるものは一体どういうことなのかというと、「病気にならないようにウィルスを殺す為の体内の細胞でしょ?」というニュアンスでいる方がほとんどではないでしょうか。


実は免疫と言われるものは大きく分けて2種類に分けることができます。ひとつは自然免疫と言われるものと、獲得免疫と言われるものです。


あまり難しいお話しをしても頭がこんがらがるような感じになってしまうと思いますので、かなり簡単にお話ししますが、自然免疫というのは免疫細胞が関わっていないものと、免疫細胞によるものとに分類されます。免疫細胞が関わっていないものというのは、体内に侵入しようとするウィルスに対する体のバリア機能であり、皮膚の角質や粘膜などもそれに含まれます。免疫細胞によるものはその通りで、第一段階のバリア機能が通過されてしまった場合に、そのウィルスを食べて死滅させるいわゆる免疫細胞になります。


獲得免疫と言うのは、抗体が関連している液性免疫と、細胞傷害性T細胞と呼ばれる細胞が関与している細胞性免疫に分類されます。ここまで聞くととても難しく感じると思いますが、要は自然免疫の2種類をウィルスが突破した時に、さらに強力な獲得免疫2種類が働くということです。





自然免疫がほぼ止めてくれるはずが・・・


 ほとんどの場合には体を守る第一段階の防御壁である自然免疫だけでウィルスの侵入を止めてくれます。しかしその自然免疫の内の免疫細胞が関与していない部分を、過度の手洗いやうがいによって弱めてしまっている可能性があるということが今回のお話しの重要な部分です。


 実際には、皮膚に付着したウィルスは、流水だけで洗っても大部分は流れ落ちます。また、水だけでうがいをした場合も同様だと言えます。洗浄力が強い、殺菌力が強い洗剤を使用してこまめに手洗いを行ったり、殺菌力の強いうがい薬でこまめにうがいをすることで、皮膚や粘膜に常在している細胞まで死滅させてしまったり、肌荒れなどによって皮膚のバリアが機能しにくくなっていたりすることが懸念されます。つまり、第一の防御壁が機能しにくい状況のまま、第二の防御壁である獲得細胞が働くことになっている状況が考えられます。


 こうなってしまうと、元々体に備わっている防御機能が半分くらいしか機能していない状況になっていることが考えられ、もしかすると、こまめに手洗いやうがいをしているのにも関わらずウィルスに感染してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。



確かに大切なことですが・・・


 感染症対策は確かに大切なことだとは思いますが、これは感染症対策にだけ限った話しではありませんが、何事も過度のやりすぎは良くないということだと思います。おそらくメディアから流れて来るコロナウィルス関連のニュースや、インターネット上でも取りざたされている様々な憶測や嘘の情報に惑わされていることが大きな原因のひとつとなって、とにかく消毒、とにかく清潔にという過度な想いがそうさせたのではないかと予想されます。色々なことにこまめに気を配ることは決して悪いことではありませんが、あまり過度になりすぎると思わぬ影響を招いてしまうことがありますので、その辺を考えた上で対応しましょう。

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