ダイエットと通販番組について考える!本当はどうなのか?

 こんにちは、山の上の院長です。当院に来られる患者様には、きちんと自宅での生活リズムや食生活のアドバイスを普段、偉そうに話している私ですが、自分自身が自宅に帰る時間が不規則な為に、最近、夜遅い食事が当たり前となってしまい、ちょっとどころではなく(汗)、太り気味になってきました。いやはや、説得力に欠けるなぁと、我ながら反省していました。ということもあってなのかはわかりませんが、どうもテレビで放送されている通信販売番組の内容がダイエット関連のサプリメントや器具の宣伝が目につきました。何も今の今に始まったことではないのですが。


 そこで今回は、ダイエットに関するあれこれを考えてみたいと思います。が、もしかすると、「えぇ~!?そうなの!?」というような感じになるかもしれませんので、今現在、ダイエット商品の購入を考えていらっしゃる方はぜひ参考にしてみて下さい。




ダイエットは実に単純明快なバランス!


 ダイエットと聞いて、皆さんに考えて頂きたいことがあります。それは、「体重を減らしたいのか、見た目をスリムにしたいのか」ということです。というのは、多くの方のダイエットに対する考え方が曖昧というか、意外とはっきりしていないことが多いというか、いつも思うことなのですが、「体重を減らす=見た目がスリムになる」という方程式は、ただ単に体重を減らすだけで考えると、1kg減ったとか2kg減ったという程度では成り立ちません。  例えば5kg減ったとなると、元々の体重にもよりますが少しわかるかもしれません。逆に、体を引き締めて、体重自体はそんなに減少していなくても明らかに見た目がスリムになっているという場合もあります。これを聞いた時、皆さんのイメージされるダイエットという意味はどちらに近いでしょうか?またはその両方ですか?

 人間が痩せるか太るかは、その内容自体は実に単純明快で、主には「摂取した量と消費したエネルギーとの割合」によるもので、消費エネルギーよりも摂取した量やカロリーの方が多ければ太りますし、逆であれば痩せます。と、これだけのことです。「そんなこと、言われなくてもわかっているよ。」と言われる方は、もし本当にわかっているのであれば痩せるのは簡単です。わかっているならそうすれば良いだけのことです。それができないから苦労しているという反論があるようであれば、最初からダイエットは諦めて下さい。ということをきちんと理解した上で、この後のことに目を通して頂いた方が、ガッカリ感が少なくて済むのではないかと思います。



都合の良い「楽な痩せ方」なんて存在しない!


 例えば、何かを飲むだけで痩せるとか、これを食べるだけで痩せるということを感じていること自体が大きな間違いだと言えます。テレビでは良く、「たった2週間でマイナス●●kg!」なんてやっていますが、この謳い文句と演者の皆さんの演じ方だけでは薬事法に触れる可能性が高く、いかにもそれが効果的な見せ方をしていますが必ず片隅に「適度な運動と適切な食事制限(食事療法)も併せて行った結果です。」と小さく記載されています。この文面があるからこそ法的に接触しないというか、私から見ればグレーゾーンのような感じがしないでもないですが、とりあえずは販売可能となっています。

 現在はコンビニエンスストアなどでも普通に扱うようになった「特保」のお茶などもそうですが、購入されるお客様側が勘違いをしている部分がないとは言えません。飲めば痩せる、飲めば太らないというものではなく、あくまでも「促す」ものであって、効果を約束しているものではありません。基本的にはお茶を飲んで、適度に運動をしてもらうことが前提とした考え方であり、水物は飲めば飲むだけ体重は増します。もちろんお茶であればカロリー自体はほとんどありませんので、カフェインの大量摂取だけを除けばそれほど体にとって害になるようなものではありませんので、飲んで頂くことは構わないと思います。ただ、これは特保に限ったことではなく、例えばいつも甘めのジュースやカロリーが高めの飲料を飲んでいるという方がお茶や水などに変えた場合は、総カロリーが少なくなる為に、同じ運動量、同じ生活の仕方と仮定した時、今現在よりは緩やかに痩せていく可能性はないわけではないと思います。

 このことから考えてみても、楽な痩せ方自体、存在しないと考えて下さい。これは適度に運動をしなければならないということの他にも、食べる量やカロリーを減らさなければならないということも、ダイエットを考えている方にとっては楽なことではないということです。



運動器具なら痩せる可能性はあります


 通信販売番組のもうひとつの目玉と言えば「運動器具」だと思いますが、この器具の目的は演者に「筋肉がムキムキ」している方の映像を起用していることから、目で見た感じでは筋肉質な体になるトレーニングということを無意識化に刷り込んでいます。例えばそのような映像を見ながら音声では「これをやっていれば体は健康になりますよ。」とナレーションをしたとしても、健康の為の商品とは思わないのが当たり前です。

 ただ、食品とは異なり、ダイエットに関して言えばある意味良い商品だと思います。「適度に運動できるから」です。これに適切な食事制限を行うことで痩せるということは十分に考えられることだと思いますが、あとはそれがどれだけ長続きするのかという、一番大きな問題点というか、ダイエットをするにあたって、一番の壁となる「自分の意識」だと思います。

 ここまでやや否定的なお話しばかりとなっていますが、これが現実です。好きなように不摂生をしたり暴飲暴食をしながら、そのままでなんとか痩せたいと考えること自体が無責任というか都合が良すぎると思います。本気で痩せようと考えるのであれば、必ずと言って良いほど、何かを制限する部分が必要となります。これができるようになることがダイエットの「最初の一歩」だと思います。



太っていればいるほど結果を急ぐ


 傾向を見ていると、太っていればいるほど、早く痩せたいけど、どうすれば良いのか?と結果を急いでしまうことが多く見られます。「早く痩せるにはどうしたら良いのか?」と聞かれてみたり、ひどい時には「明日、明後日くらいには痩せたいのですが?」と実際に言われたこともあります。結論は「無理」です。そんなに早く痩せようとしても物理的に考えても無理ですし、今までも痩せるチャンスは何度もあったはずですが、なぜ今まで痩せることができなかったのですか?簡単なことなのですが、全てはご自身の意志の弱さによるものです。「わかってはいるんだけど時間がなくて。」という方もおりますが、本気で痩せようとしている方は、時間がないとは言いません。その為の時間を作るように本気で考えるからです。

 太りすぎも痩せすぎも、健康にとって考えるとあまり良いことだとは言えません。先日、全く逆の摂食障害に悩まれている女性が来院されましたが、その方は「食べると太るということが怖くて食べることがなかなかできない。」とおっしゃっていました。これもまた問題です。太ることも痩せることも、全ては自分自身の気持ちによる作用や行動が大きいということをきちんと考えて、健やかな体でいれるように頑張って下さい。と、私自身にも言い聞かせて節制したいと、記事を書きながら反省をする自分でした(汗)

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